Xserverでバックアップデータから手動復元を試してみた!

私は、レンタルサーバでXserverを利用しているのですが、レンタルサーバの自動バックアップ機能からの復元を試してみました。

Xserverでは自動バックアップデータの取得や復元を行うことができます。
サービス仕様では2週間分自動的にユーザのサーバー領域(WEB・メールデータ)を別のバックアップサーバにバックアップするようです(私が利用しているサーバは旧サーバなのでまだ7日間分です)。

仕組みを理解するためにそのバックアップデータを利用して、Webサイト(テストサイト:https://jikuu001.com/)を擬似障害から手動復元できるか試してみました。
※サーバにデータ復元機能もあるのでそちらを利用した方が手っ取り早いです。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_restore.php

1.自動バックアップデータの取得

サーバパネルで自動バックアップデータの取得を行います。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_download.php

テストでは「対象を指定して取得」で「Web領域」を指定しました。

すると自分のサーバ領域の下記フォルダにバックアップデータが格納されます。
/userbackup


2.取得したデータのダウンロード

複製されたデータをファイルマネージャーの機能で圧縮(ファイル数が多いので1個のファイルにまとめたが方がいいです)してFTPソフトでダウンロードします。

3.疑似障害を起こす

サーバのファイルマネージャーの機能でテスト用の「public_html」のフォルダを削除して、疑似障害を起こします。
アクセスすると「404(File not found)エラー」となります。

4.データのアップロード

「public_html」の圧縮ファイル(ファイル数が多いので圧縮した方がいいです)を、FTPソフトでアップロードしてファイルマネージャーの機能で展開します。
※展開した際にフォルダの階層がずれたら移動します。

5.フォルダのパーミッションを変更

アップロードしたら「public_html」のフォルダのパーミッションが「705」になっているのでファイルマネージャーの機能で「711」に変更してください。

6.復旧の確認

再度、テストサイトにアクセスすると正常に表示され、復旧できました。

おそらくこの検証結果から「public_html」の中の特定のプラグイン(更新による不具合時など)のフォルダだけでも復旧できると思います。